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MVVの3文字で、個人と組織にブレない軸とブランドをつくる!

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「日本型リーダーシップ」の基本は山本五十六にあり!

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2010年12月31日金曜日

書評 『治癒神イエスの誕生』(山形孝夫、ちくま学芸文庫、2010 単行本初版 1981)




原始キリスト教におけるイエスとその教団の活動を、精神疾患の「病気直し」集団のマーケティング活動と捉えることも可能

 そもそも「治癒神イエス」とは何か? イエスが「治癒神」とは何を意味しているのか?
 この卓抜なネーミングで読者の心を掴んだ一般書が、再びオリジナルのタイトルに戻して文庫版として再登場した。
 小学館の「創造選書」の一冊として初版がでたのは1981年、この間に何度か版を改めているが、すでにいまから30年前のことである。

 「治癒神」(ちゆしん)と書くとわかりにくいが、ひらたくいってしまえば「病気直しの神様」のことだ。こう書くと、なんだか日本の新興宗教のようだが、本質的には同じことだといっていい。
 もしかすると、キリスト教会内部では、イエスを「病気直しの新興宗教」と一緒にするとは何事か(!)という声があったのかもしれないが、キリスト教徒ではない私には何ともいえない。
 いずれにせよ、イエスと使徒たちの教団もまた、最初は「新興宗教」だったことは、間違いのない事実なのである! 多国籍巨大企業も、始まりはすべてベンチャーだったのと同じことだ・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/2010-1981.html にて)




   

2010年12月26日日曜日

書評 『日米同盟 v.s. 中国・北朝鮮-アーミテージ・ナイ緊急提言-』(リチャード・アーミテージ / ジョゼフ・ナイ / 春原 剛、文春新書、2010)




「アーミテージ・ナイ報告書」番外編-「知日派」両巨頭が語る知的刺激に満ちた一冊

 まさに時宜を得た企画であり出版である。「日米安保体制50年」の節目の年に、米国の安全保障分野の「知日派」両巨頭が、日本人ジャーナリストの挑発的とも思える質問に思う存分に語った、知的刺激に満ちた一冊である・・・


(つづきは  http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/vs-2010.html にて)






    

2010年12月16日木曜日

書評 『語学力ゼロで8カ国語翻訳できるナゾ-どんなビジネスもこの考え方ならうまくいく-』(水野麻子、講談社+α新書、2010)




「仕事ができる人」の心得-「ロジカルシンキング応用編」

 この特許翻訳者の女性は、なんと地頭(ぢあたま)のいい人であろうか! と感歎する思いで読んでいた。
 
 夫も子どものいる主婦でありながら、いや、そうだからこそというべきか、きわめて効率的な仕事の方法を編み出して、実行している人である。
 一言でいってしまえば、この本は、論理的思考力に基づいた「仕事ができる人」の心得、を書いた本だといってもいいだろう・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/82010.html にて)





    

2010年12月14日火曜日

書評 『Facebook(フェイスブック)をビジネスに使う本-お金をかけずに集客する最強のツール-』(熊坂仁美、ダイヤモンド社、2010)




全世界で友達の輪ができるフェイスブックは、国境を越えた強力なビジネスツールになる

 米国発の世界最大のSNS(=ソーシャル・ネットワーク・サービス)であるフェイスブック

 日本ではまだまだ参加者も少なく、ツイッターのようにブレイクする段階にまで至っていないが、ここのところ急速に参加者が増える傾向にあることは、知る人ぞ知るという状態にある・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/facebook2010.html にて)





   

2010年12月13日月曜日

書評 『ネット・バカ-インターネットがわたしたちの脳にしていること-』(ニコラス・カー、篠儀直子訳、青土社、2010)




インターネット世界の「浅瀬」化は必然の流れ。だからこそときには「浅瀬」からでて「情報遮断」することが必要だと気づかせてくれる好著

 インターネットによってわれわれの生活は、それ以前とは比べようのないほどまったく異なるものとなっている。
 インターネット以前と以後とでは、生活だけでなく思考そのものまで激変してしまったのだが、そう指摘されてもわからないほど、現在のわれわれはどっぷりとインターネットの流れに身を任せている。

 現代人のこの状況をさして著者は「浅瀬」(shallows)と名付けた。英語版のタイトルはスバリ「浅瀬」である。深みのない、浅い思考の流れに身を任せて生きているのが現実だと気づかせてくれる・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/2010_08.html にて)





    

2010年12月12日日曜日

書評 『グーグル秘録-完全なる破壊-』(ケン・オーレッタ、土方奈美訳、文藝春秋、2010)




単なる一企業の存在を超えて社会変革に向けて突き進むグーグルとはいったい何か

 かつて「邪悪な帝国」と多くの人から警戒されていたマイクロソフトを上回る巨大な存在となったグーグル。
 フリー(無料)経済の先導役でもあるグーグルは、単なる IT企業であることにとどまらず、社会変革の原動力として、「邪悪になるなかれ」という理念のもと日々進化を遂げている。

 このように書く私は、グーグルは検索で使うだけでなく、現在では新聞は取らずにグーグル・ニュースで記事を読み、ユーチューブで映像を楽しみ、メールもカレンダーもブラウザーもブログもみな、グーグルのクラウド・コンピューティングに多大な世話になっている。広告が入るのでうっとうしいという感もなくはないが慣れてしまえば気にならない。無料(フリー)というのはユーザーにとっては実に魅力的だ。

 つまるところ、原著英語版のタイトル "Googled" ではないが、私自身がすっかり「グーグル化」されてしまっているわけであり、私の日々の生活のほぼすべてがプライバシーも含めてグーグルのアルゴリズム改良に寄与しているわけだ。もちろん、この状況を無邪気にも無条件に肯定しているわけではない・・・


(このつづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/2010_09.html にて)






   

2010年12月10日金曜日

書評 『地雷処理という仕事-カンボジアの村の復興記-』(高山良二、ちくまプリマー新書、2010)




「現場」に徹底的にこだわった、地に足の着いた現地支援のあり方とは?

 1992年のカンボジアPKOに参加した陸上自衛官が、「人生の目的」を発見してしまったのは45歳のときであった。

 それから10年間、温め続けた夢を実現するため55歳で定年退職後、自衛隊関係者がつくった地雷処理の NPO の一員としてカンボジアに渡り、カンボジア語はおろか英語さえままならないまま、徒手空拳で事務所を立ち上げることから「第二の人生」の第一歩が始まった・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/2010_05.html にて)





  

2010年12月3日金曜日

「就活生」はもっと中小企業に目を向けるべき-「就活生」と中小企業とのあいだに存在するパーセプション・ギャップを解消せよ!



大企業だけが職「場」じゃない!

 今年2010年の「就活」戦線は、かつてないほどの最悪の状況であるという。すでに20歳台前半の若年層の失業率は 9%台に達している。これは高卒だけでなく、大学卒業予定の男女ともに共通していることだ。

 『失われた場を探して』は、基本的に最終学歴が「普通科高校の男子」というカテゴリーが、現在もっとも就職できずに、ニートやフリーターとして、社会を浮遊していることを指摘している。

 若者を浮遊させずに、うまく仕事の「場」に軟着陸させること、これは日本社会を安定させるうえで、もっとも重要な政策課題になることはいうまでもない。

 「大学卒業の男女」も「普通科高校の男子」と同じような状態になりつつある。これはたいへんなことだ。


「就活生」と中小企業とのあいだに存在するパーセプション・ギャップを解消せよ!

 かつて、自らが中小企業の取締役経営企画室長として、人事管理全般と採用活動までかかわった経験から、中小企業と大企業の違いについて、いくつか指摘をしておきたい・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/blog-post.html にて)





   

2010年12月2日木曜日

書評 『蟻族-高学歴ワーキングプアたちの群れ-』(廉 思=編、関根 謙=監訳、 勉誠出版、2010)




「蟻族」すなわち「大卒低所得群居集団」たちの「下から目線」による中国現代社会論

 「蟻族」(イーズー)というネーミングを考案し、はじめてかれらの存在を目に見えるものとした本格的な社会調査の記録である。
 昨年2009年に出版されたこの記録は、中国ではベストセラーになり、「蟻族」というコトバが一気に拡がったという。本書はその日本語版で・・・

(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/2010.html にて)





 

2010年12月1日水曜日

月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2011年1月号 特集 「低成長でも「これほど豊か」-フランス人はなぜ幸せなのか」を読む




米国型か、フランス型か、それが問題だ!

 月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」(講談社)2011年1月号は創刊5周年特大号、特集は「低成長でも「これほど豊か」 フランス人はなぜ幸せなのか」

 提携先の「クーリエ」がフランスの雑誌であることの特色が最大限に活かされた特集になっている。その意味でも、読み応えのある内容になっているだけでなく、フランスでの独自現地取材記事も多いのが特徴だ。

 「クーリエ・ジャポン」もここのところ米国発の新しいものの考え方の特集がずっと続いていたので、その意味では米国とは対極にあるフランスを特集した意味は非常に大きい・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/courrier-japon-20111.html にて)





   
  

書評 『ゼロから学ぶ経済政策-日本を幸福にする経済政策のつくり方-』(飯田泰之、角川ONEテーマ21、2010)




「成長」「安定」「再分配」-「3つの政策」でわかりやすくまとめた経済政策入門書

 経済政策の基本をわかりやすく解説した新書版のレクチャー。順を追って読んでいけば、経済政策の素人にもスッキリわかるようなロジカルな構成の本になっている。

 著者の基本姿勢は、国民の一人一人にとっての「幸福度」を高めるための経済政策とは何かということにある。
 「幸福を増やす」政策は、「成長政策」と「安定化政策」(財政政策と金融政策)
 「不幸を減らす」政策として「再分配政策」がある。この「3つの政策」で説明する著者のレクチャーは、非常に明確で理解しやすい。
 結論からいえば、この「3つの政策」をバランスよく、うまく行うことが経済政策の基本である。ぞれぞれの経済政策についての詳しい説明が・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/12/one212010.html にて)