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2010年10月19日火曜日

書評 『空港 25時間』(鎌田 慧、講談社文庫、2010 単行本初版 1996)


業務マニュアルではなく、「現場」で働くナマの人間の声で語られた「仕事」=「人生」

 「空港」にかかわるさまざまな仕事を、社会派ルポライターの鎌田慧が聞き書きでまとめた一冊。

 機長2人、パーサー2人、カウンター、貨物の搭載、機内クリーニング、整備士、運航管理者、航空管制官、税関の合計11人からの聞き書きが、本人の語りをうまく活かして収録されている。
 最初から通して読み進めてゆくうちに、この人たちがいるからこそ、飛行機が安全に飛ぶという「当たり前のことが当たり前に」なっていることに、あらためて気がつかされるのである。テレビドラマには出てこない仕事にも十分に目配りしている・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/25-2010-1996.html にて)





          
            

『JAL崩壊-ある客室乗務員の告白-』(日本航空・グループ2010、文春新書、2010) は、「失敗学」の観点から「反面教師」として読むべき内容の本


間違っても機内に持ち込んで読むべき本ではないが、「経営の失敗学」の観点からは生きた事例の宝庫である

 「JALの現役・OBを含めた、複数の客室乗務員(CA:キャビン・アテンダント)等のグループ」が、主に人事労務にかかわる観点から描いた内幕物である。

 私は昔からよほどのことがない限り JAL は利用しないのだが、この本を読む限りこの会社には実に大きな問題がある(・・あった、と過去形でいうべきなのだろうが、インサイダーではないのでわからない)ことが手に取るようにわかる。
 正直いって、読んでもあまり後味のよいものではない。この本は、どの航空会社であるかは問わず、機内では読まない方がいい。読んでいて不安になってくるから、地上で読むことをおすすめする・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/jal20102010.html にて)





               

2010年10月14日木曜日

書評 『日本のグランドデザイン-世界一の潜在経済力を富に変える4つのステップ-』(三橋貴明、講談社、2010)


よく考えれば「当たり前」のことを、「当たり前」だと直球勝負で主張する著者の強み

 著者は、2009年7月に出版された『ジパング再来』(講談社)で、間違いなく日本は一人勝ちするであろうことを主張した。この見解に異論はない。

 本書では、より積極的な観点から、日本が国家として取り組むべき事を「国家のグランドデザイン」として提唱している。著者の問題意識の深さと問題分析には大きく同意するとともに、著者による提言内容については基本的に賛成だ・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/42010.html にて)




             

2010年10月13日水曜日

書評 『スミダ式国際経営-グローバル・マネジメントの先進事例-』(桐山秀樹、 幻冬舎メディアコンサルティング、2010)


「知られざる日本のグローバル企業」の突出ぶりを描いたビジネス・ノンフィクション

 「知られざる日本のグローバル企業」についてのビジネス・ノンフィクションである。「巻き線コイル技術を活かす幅広い事業分野」でグローバル展開するB2B分野の部品メーカー、東証一部上場企業スミダコーポレーションとその二代目社長が主人公である。
 マスコミに頻繁に登場する有名企業ではないが、グローバル企業としての突出ぶりは注目に値する。

 この会社は、日本の部品メーカーとしては、いちはやく1971年には国際事業展開を開始し、現在では中国、台湾、メキシコ、ベトナム、ドイツ、オーストリア、ルーマニア、スロベニアに生産拠点をもつにいたっている。売上高700億円超のうち、ドル建て、ユーロ建てがそれぞれ40%、円建ては残りの20%だけという、日本の製造業のなかでは例外的な存在であるといってよい・・・


(このつづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/2010_13.html にて)





                  

2010年10月12日火曜日

書評 『ユーロが危ない』(日本経済新聞社=編、日経ビジネス人文庫、2010)


日本経済新聞社の欧州特派員が足で稼いで取材した「ユーロ危機」をめぐる現地報告

 日本経済新聞社の欧州特派員が足で稼いで取材した「ユーロ危機」をめぐる現地報告。文庫版オリジナルである。

 本書を通読しての感想は、結局のところ共通通貨ユーロとは、かつてのドイツマルクの実質的な適用範囲を欧州全域まで拡大したものであり、共通市場と共通通貨によって一番メリットを享受したのが、ドイツそのものであったということだ。

 にもかかわらず、「何よりも規律を愛するドイツ国民」(*注)である。有権者の90%が抱いていた「放漫財政国ギリシア」への感情的反発ゆえに、メルケル首相の政治的判断にブレが生じた結果、ギリシア救済のタイミングを逸し、ユーロ危機拡大を招いたのが真相のようだ・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/2010_12.html にて)






               

2010年10月11日月曜日

書評 『Me2.0-ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」-』(ダン・ショーベル、土井英司=監修、伊東奈美子訳、日経BP社、2010)


ネット時代の「セルフ・ブランディング」の教科書

 ネット時代の「セルフ・ブランディング」の教科書である。
 セルフ・ブランディングとは、自分をブランド化すること。他の誰でもない自分(Me)をブランド化することで、就職するにせよ独立するにせよ、市場での差別化を実現する・・・





(このつづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/me20bp2010.html  にて)





                                    

2010年10月10日日曜日

書評 『ビジネス・ツイッター-世界の企業を変えた140文字の会話メディア-』(シェル・イスラエル、林信行=解説、滑川海彦/前田博明訳、日経BP社、2010)


ツイッターの多用な用途のなかにビジネス・ユースを位置づけていることに本書の意味がある

 米国のノンフィクション作品は長いものが多い。本書もその例外ではないが、読んでいて長いということがそれほど気にならないのは、著者がベテランのジャーナリストであるだけでなく、1944年生まれの現在66歳でありながら、新しい世界への好奇心が旺盛で、なんでもやってみようというチャレンジ精神に充ち満ちた人だからだろう。

 原題の Twitterville とは著者の造語のようだ。140文字で「つぶやく」(・・英語のもともとの意味は小鳥が「さえずる」)ソーシャル・メディアの Twitter に 町という意味の ville を合成したもの。だから、本書の内容はビジネス・ユースにとどまらず、ツイッターの使い手のほぼすべてをカバーしている・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/140bp2010.html にて)





                    

2010年10月9日土曜日

書評 『この国を出よ』(大前研一/柳井 正、小学館、2010)


この本は、「やる気のある若者たち」への応援歌だ!

 経営コンサルタントで事業経営者の大前研一と、いまや日本のグローバル展開をリードするユニクロの経営者・柳井正の共著である。
 この二人が交互に見解を発展させていく形で進行していくスタイルをとった本だが、二人とも「老大国日本」の「若者のふがいなさ」を叱っている。

 おそらく叱られる対象である「ふがいない若者」が、この本を手にすることもないだろうし、もし手に取ったとしても、60歳を過ぎた(!)エネルギッシュな熱いオッサンたちの勢いに、この本を放り出してしまうだろう。

 しかし、それはこの国しか知らないからなのだ。この国のなかに引きこもっているからなのだ。一歩でもこの国を出てみたらいい。仕事を求めてハングリーな人間たちであふれかえっているのである。この熱気、この厳しさ、この激しい生存競争を肌で感じよ、というのがこの本のメッセージなのだ・・・

(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/2010_09.html にて)





            

2010年10月6日水曜日

書評 『日本型プロフェッショナルの条件-アメリカ的論理思考では問題は解決できない-』(安永雄彦、ダイヤモンド社、2009)


30歳代以上のビジネスパーソンにとって本当に重要なことを説いたビジネス法話集

 エグゼクティブサーチのプロフェッショナルが書いた、ワンランク上を目指す30歳代以上のビジネスパーソンにとって本当に重要なことを懇切丁寧に説いた本である。 

 著者が教鞭をとるビジネススクールでの授業で、最後の5分間で話す「法話」がことのほか好評らしい。さすが50歳台で、失敗もふくめて、酸いも甘いもかみ分けた、人生経験を積んだビジネスマンだからこそ説得力があるのだろう。
 いわゆるビジネススキルといった狭い範囲の話ではなく、ビジネスをつうじて、人としてそう生きて行くべきかを、著者の豊富なビジネス経験と浄土真宗の僧侶という立場も踏まえて説かれた「ビジネス法話集」を一書としてまとめあげたものだ・・・


(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/2009.html にて)






                   

2010年10月5日火曜日

書評 『経営の教科書-社長が押さえておくべき30の基礎科目-』(新 将命、ダイヤモンド社、2009)


経営学者が書いた「経営学の教科書」ではない、経営者が書いた「経営の教科書」

 『経営の教科書』というシンプルなタイトルのとおり、まさに「経営の教科書」である。
 経営学者が書いた「経営学の教科書」ではない、20年以上にわたる外資系企業の経営者としての実践に裏打ちされた「経営の教科書」である。

 副題には、「社長が押さえておくべき30の基礎科目」とある。「経営の原理原則」が、著者自身の経験談をまじえて、30項目にわたって書き込まれている・・・

(つづきは http://e-satoken.blogspot.com/2010/10/30-2009.html にて)